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今治SHOP

2024.09.11

【イベント レポート vol.5】瀬戸内カルテット#1

書き手 | ヤノユカ

8月3・4日に開催された「瀬戸内カルテット#1」。
8月初めの酷暑のなか、遠方よりお越しの方も多くいらっしゃった今回のイベント。POP UPだけでなく、ワークショップなどの催しを行うなど、大いに盛り上がるイベントとなりました。
そのイベントの様子を素敵な写真と共にお伝えいたします。

 

「瀬戸内カルテット」

瀬戸内海を囲むように
橋で繋がる4つのお店

ぞれぞれに奏でる想いが
重なりあう日

風となり、波となり、光となり
宿る心を瀬戸内のゆらぎにのせて。

1-1.Log 「尾道の山の手にあかりを灯す」多目的空間。 広島-尾道

尾道の千光寺につながる坂道の途中にある「Log(ログ)は、ホテルやカフェ、ギャラリー、ダイニング、ショップを営む複合施設。Lantern Onomichi Gardenを意味するこの施設は、集合住宅として昭和38年に建てられたアパートを、インドの建築集団「スタジオ・ムンバイ」が再構築しました。宿泊施設のみならず、尾道の文化や自然を紹介し、尾道から新たな文化の発信する公共性をもつ空間。
そんなコンセプチュアルな空間をお借りし、第一回目となる『瀬戸内カルテット』はスタートしました。

1-2.belk 「暮らしに自然を、心に野を。」丘の上のカフェ。 岡山-倉敷

岡山県の丘の上にあるカフェ「belk(ベルク)」。
岡山県玉野市と倉敷市の間にそびえる標高235mの王子が岳(おうじがたけ)。その山頂付近は瀬戸内海を一望できるパノラマ絶景が広がる場所です。そんな丘に佇むのが、カフェ「belk」。
「belk」という店名は、ドイツ語で山の意味。belkでは、『暮らしに自然を、心に野を。』という言葉をテーマにカフェの他、宿「Heima」焼き菓子店「belk bakes」喫茶店「belk Hafen」を営む。

1-3.KOZORASOU  衣食住を五感でたのしむ 山の上にひっそりと佇む「こぞら荘」。 兵庫-淡路島

淡路島・東海岸の別荘地にある「こぞら荘」さんは、宿泊施設と焼き菓子店、おしゃれな雑貨店が集う複合施設。最高の景観を臨みながら、宿泊だけでなく買い物や食事も楽しめるのが魅力です。
こぞら荘さんは淡路島で来年20周年を迎えるカフェを運営されており、2020年の春「衣・食・住」に触れる複合施設『こぞら荘』をオープン。
海と山に囲まれた淡路島の自然豊かな山の上に佇む『こぞら荘』では【遠方の方、地元の方からも末永く愛される〝笑顔が溢れる温かい場所”】というコンセプトのもと「森のオト」「山の上の雑貨店」「こぞらのおやつ」「森の宿」という4つのお店が集まっています。

会期の様子-Kontex

Kontexからは今治店限定のタオルをたくさんお持ちしました。お菓子会でおしぼりとしてご使用いただいたハンカチは、イベント限定品として実際にKontexブースで購入いただけるように。やはり実際に使っていただくことで、肌触りや柔らかさなど実感していただけるのは嬉しいですね。
今回のPOPUP限定のクツシタ猫や新しく発売したタオルのための洗剤など、タオルにおさまらないバラエティに富んだ内容です。

会期の様子-belk

belkさんは焼き菓子をお持ちくださいました。
普段食べられないスイーツ。スタッフも購入させていただきました。
ネット限定品のチーズテリーヌ。厳選したシンプルな材料で丁寧に作られており、コーヒーとの相性抜群!凍らしておき、食べる分だけカットして数日にわたり味わったそうです。
素朴なドーナツは動物性食材を使用せずに作られたヴィーガンドーナツ。
もちもちっとした食感で、こだわりの原材料から生み出されたやさしい味わいは、子どもから大人まで食べることができます。

会期の様子-KOZORASOU

KOZORASOUさんは『こぞらのおやつ』をはじめ、暮らしのものをお持ちくださいました。『こぞらのおやつ』は瀬戸内カルテット限定セット。
暮らしのものはオリジナルアイテムを中心にお持ちになるなど、なんとも特別なブースに。作家さんのコラボレーション作品もこの2日間に合わせて手がけておられるそう。心そそられるものばかり…。

お菓子の会『光と影』-4社がコラボした予約制のお菓子会

belkさん・KOZORASOUさん・LOGさん3店はケーキやドリンクなどをコースで提供し、Kontexは今回限定品のおしぼりをお使いいただきました。


蠟燭の光が印象的なこのお菓子会はお菓子3品とドリンク2種。各お店のお菓子を順番に提供し、全6回で予約を受け付け、全回満員御礼でした。

クツシタ猫ワークショップ

コンテックスの人気商品である『履くタオル』の製造過程で、品質基準をクリア出来なかった“訳アリくつ下”をアップサイクルして、ぬいぐるみを制作するワークショップです。“クツシタ人”から派生した企画で、“猫のまち尾道”にちなみ『クツシタ猫』を制作しました。ミシンを使わず手縫いで作ることができるので、お子様もご参加いただける内容です。

本ワークショップは、東京・埼玉・大分から来られたお客様もいらっしゃり、かわいいクツシタ猫がたくさん出来ました。
尾道旅行のお供として、一緒に写真を撮ったり風景写真に紛れ込ませたり…自分で作ったマスコットだと愛着もひとしおですね。

高橋秀幸さん Live for 瀬戸内カルテット

会期中の8/3(土)ピアニストの橋本秀幸さんがLOGさんの2階のオープンエリアを会場として約30分の演奏会を開催されました。
屋外演奏ならではの、夏の風が吹き抜ける中での演奏会となりました。

【Hideyuki Hashimoto – 橋本 秀幸】 @nlart


初めて行われた『瀬戸内カルテット』今回は尾道LOGさんでの開催。
業種も実店舗のある場所も異なる4社が集い共鳴するように、はたまた交差するように、フタを開けてみれば五感をフルに使うような体験ができるイベントでした。
4社だけではなく、今回のイベントを受け入れてくださったLOGさんを吹き抜ける風、木漏れ日、橋本秀幸さんの夕刻の演奏会、清水善行さんと河合悠さんのインスタレーションや作品もすべてが合わさり、夏の酷暑をも味方につけ記憶に残るひとときになりました。


『瀬戸内カルテット』へ来られたお客様、酷暑の中石段をのぼってお越しくださりありがとうございました。
LOGさん、belkさん、KOZORASOUさん、本当にありがとうございました。次の「いつか」を楽しみに、日々の生活に戻っていきます。

【瀬戸内カルテット】
kontex / @kontex_official
belk / @_belk__
KOZORASOU / @kozorasou
LOG / @log_onomichi

プロフィール
ヤノユカコンテックス株式会社 企画

どんな仕事も「無理!」とは言わないがモットー。新卒でコンテックスに入社後デザイン一筋11年。もはや山口弁より今治弁が板についてきた今日この頃。商品企画から販促制作、ECまで手広くこなす器用さが持ち味。出産育休を経て2023年に現場復帰。至福の時間はお昼の焼き上げメロンパン。

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