HOME ジャーナル

Journal

今治SHOP本店

2025.05.02

【イベント レポート-vol.9】瀬戸内の風と光、音と笑顔に包まれて – 瀬戸内カルテット at belk 開催レポート

書き手 |

瀬戸内の風と光、音と笑顔に包まれて – 瀬戸内カルテット at belk 開催レポート

2025年4月19日(土)・20日(日)、岡山県倉敷市の絶景カフェ「belk」さんにて開催された「瀬戸内カルテット」。私たちコンテックスも、愛媛県今治市から参加させていただきました。心地よい空気に満ちた2日間の様子をお届けします。

会場の「belk」さんは、王子ヶ岳の中腹に位置し、駐車場から緑の小径を少し歩いた先に広がる特別な場所。瀬戸内海を一望する素晴らしいロケーションは、写真愛好家の方も多く訪れていました。週末は行列ができる人気カフェということもあり、イベント当日は開店から多様なお客様で賑わい、活気にあふれていました。

この日のための特別で、新しい試み。

コンテックスブースでひときわ人気だったのが、タオル織機で織った二重ガーゼショール「DEAR」。今回のために特別に洗いを加えてふくらみを持たせたところ、「この柔らかさ!」と多くのお客様が驚き、その肌触りに感動してくださいました。ご用意した分がほぼ完売となるほどの人気ぶりでした。

先行販売した、素材に和紙の糸を使ったガーゼタオル生地のコーヒーフィルターも注目の的。このフィルターで淹れると苦味が少なくすっきりとした味わいになるとご説明すると、多くの方が興味を示してくださり、今後の発売が楽しみになるお披露目となりました。

笑顔が溢れた「クツシタ人」ワークショップ

靴下からぬいぐるみを作る「クツシタ人」ワークショップも大盛況!予約なしで気軽に参加できるスタイルで、お子様から大人まで、たくさんの方々が思い思いの作品作りを楽しまれました。中には、数日前に東京で開催したワークショップに参加された方が、この岡山での開催を知ってはるばる駆けつけてくださるという嬉しいサプライズも。2日間で16体以上の個性豊かなクツシタ人が誕生し、会場は温かい創作の輪に包まれました。

【特別な夜】橋本秀幸さんの演奏会と、瀬戸内が織りなすおもてなし。

初日の夜には、ピアニスト・橋本秀幸さんをお迎えした食事と演奏会がbelk店内で開催されました。事前申込制・22席限定でしたが、即日完売の人気ぶり。

橋本さんの美しい演奏とともに、belkさんのドリンク、こぞら荘さんの軽食、LOGさんのデザート、そしてコンテックスからはおしぼりとして「ALEハンカチ」をご提供。出店者とゲストが一体となった豊かな時間は、お客様に大変ご満足いただけた様子でした。

瀬戸内カルテットを彩った仲間たち

穏やかな海を共有するように、それぞれの土地の豊かな「暮らし」を持ち寄った「瀬戸内カルテット」。瀬戸内を愛し、空間やものづくりに向き合う個性豊かな4つのお店。カフェ、ホテル、複合施設、タオル工場と、それぞれの専門分野は違えど、質の高い手仕事への敬意や、訪れる人をもてなす温かい心は共通しています。互いに協力し合い、響き合うことで生まれた、このイベントならではの特別な空気感。会場を素敵に彩ってくれた各出店者様の魅力をご紹介します。

【瀬戸内を一望する丘の上 – 心が澄む時間と風景】 belk 

今回の会場を提供してくださったbelkさん。王子ヶ岳の山頂近く、その名の通り「山(belk)」に位置し、大きな窓からは息をのむような瀬戸内海のパノラマが広がります。街中の「belk bakes」はこの日お休みし、絶景の中で美味しい焼き菓子を届けてくれました。当日も人気商品はものすごい勢いで次々と売り切れていました。

なんと、ドーナツの余った生地で私たちの「クツシタジン」を模した可愛いドーナツを作ってくださる温かなサプライズも!

【尾道の坂に佇み-静かで豊かなひとときを】 LOG 

広島県尾道市、千光寺へと続く坂の途中から参加されたホテルLOGさん。1960年代のアパートを再生した空間は、和紙や土など自然素材の手触りが印象的です。普段はこうしたイベントに出店されないそうで、今回が初めての試みとのこと。

コンテックスの「履くタオルorganic」も尾道のお店で扱っていただいており、今回ブースにも並べてくださいました。食器やオブジェなどの作家物から、パンやジャムまで、LOGさんならではの静かで豊かな世界観が広がっていました。

【淡路島の空気を纏って-衣食住に宿る丁寧な暮らし】 こぞら荘 

兵庫県淡路島、自然豊かな丘の上から参加されたこぞら荘さん。宿・雑貨店・焼き菓子店などからなる複合施設で、「衣食住」にまつわる心地よい暮らしを提案されています。実店舗の素敵な雰囲気をそのまま持ち込んだような、細部までこだわり抜かれたディスプレイが、訪れる人を魅了していました。

「こぞらのおやつ」のマフィンを目当てに来られたお客様も多く、ブースの前は人だかりができていました。「わ、大きい!」「ふわふわで美味しそう!」という声もあちこちで聞かれ、淡路島や季節の恵みを感じるマフィンを嬉しそうに手に取るお客様の笑顔が印象的でした。

瀬戸内の輪、広がる未来へ。

出店者それぞれがこだわりを持ち、美しい空間を作り上げていた今回の「瀬戸内カルテット」。イベント後には香川の「まちのシューレ963」さんが訪れ、次回イベントへの参加に興味を持ってくださる場面もありました。出店者同士で「来年はさらに瀬戸内エリアの素敵な仲間を増やしたいね」と語り合うなど、未来に繋がる話も生まれました。

カルテット(四重奏)からクインテット(五重奏)へ、そしていつかは瀬戸内の仲間たちによるオーケストラのように…そんな未来をひっそりと思い浮かべてしまうほど、素敵な出会いに満ちた二日間でした。

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!

プロフィール
コンテックスタオルガーデン 営業

同カテゴリーの記事